へっころ谷外観

「元祖へっころ谷」ってどんなお店?ほうとうとは?発酵料理とは?お店の雰囲気からおすすめメニューまでご紹介

元祖へっころ谷は神奈川県藤沢市にある「手打ちほうとうと発酵創作料理のお店」です。
7年連続全国ほうとうランキング日本一に輝いた超人気店です。
小田急江ノ島線の六会日大前駅から歩いて15分ほどのところにあり、駐車場はお店のすぐ裏に7台くらい、ちょっとだけ離れたところに4台分あります。
一言でいうと「ホッと一息ついて安心して丁寧な心のこもった手作りご飯が食べられるお店」です。
お店は町田街道沿いにあり、大きな道路沿いなので店舗や住宅がたくさんある街中にありながら、へっころ谷の周りだけは温かみがある雰囲気を醸し出しています。
「へっころ谷」という名前は「山奥のへんぴな場所」という意味なだけあって、はじめて訪れる方は初めての登山で山小屋に入る時の安心感とドキドキ感の様なものを感じるかもしれません。
そこを超えて、お店の扉を開くとスタッフさんが笑顔で元気よく軽やかに迎えてくれるので安心してください。
毎週水曜日には私たちの農園で育てた無農薬のお野菜を直売をさせていただいています。
はじめてへっころ谷を訪れたのはもうかれこれ10年前、当時から店主のけんごさんには大変お世話になっています。
その頃、農園主の僕は農業研修時代で短い間ではありましたがアルバイトをさせていただいたこともありました。
営業時間やアクセス、全体的なメニュー構成などの基本情報はお店のホームページでご覧いただけますので、ここではそんな関わり合いの深い僕だからこそ知っている「元祖へっころ谷」の魅力をご紹介します。
では、さっそく見ていきましょう。

ほうとうってどんなお料理?発酵と発幸についても簡単にご説明

へっころ谷豆乳たんたんほうとう

まずはメインメニューであるほうとう。ほうとうは山梨の郷土料理で、小麦粉を使った麺で出来た汁物料理です。
同じようなイメージのうどんとの大きな違いは、麺をたくさんの具材と一緒に出汁で煮込むところです。
この作り方の違いだけで同じ小麦粉の太麺料理のうどんとはまったく違った味わいになります。


へっころ谷酵素玄米ご飯
次に発酵料理の発酵。発酵は古来から日本人が大切にしてきた知恵で、料理に生かすと素材の旨味を増したり保存性を高めたりする効果があります。
基本調味料であるお醤油やお味噌、味醂や料理酒も発酵という技法を使って作られます。発酵は微生物の力で行われ発酵食材の最大の特徴は「生きている」ことです。
店主のけんごさんは発酵大好きや発酵オタクを通り越して、発酵人生、発酵そのものになっています。
丁寧な発酵で作られたお酒やドリンクもたくさん置いてあり、オリジナルどぶろくも飲めます。
このどぶろくは僕はお酒が一切飲めないので残念ながら口にしたことがないのですが、飲む人はとても美味しそうに笑顔で吞んでいるのをよく目にします。
そのかわり食べるのが大好きな僕の超おすすめメニューを後ほどご紹介します。
そんな発酵そのもので幸せな店主さんは発酵を思わず「発幸」と書き間違えたのだと思います、笑。

手打ちほうとうと発幸料理のお店 元祖へっころ谷の特徴

へっころ谷店内風景1

へっころ谷は都会の中では全体的にどこか田舎っぽさもある空間なので特徴がいろいろありまとめるのが難しいのですが、一つずつ見ていきましょう。

・丁寧に作られた美味しいご飯/ほうとう編

へっころ谷ほうとう麺作り風景
へっころ谷のほうとうの最大の特徴は麺。地産地消をうたっている通り地元の藤沢産の小麦後を含む国産小麦を使い、一から手打ちで仕上げていること。

へっころ谷ほうとう麺作り1

へっころ谷ほうとう麺作り2

へっころ谷ほうとう麺作り3
驚くのは茹でおきどころか麺を切り分けて保存することまでなく、オーダーが入ってからほうとうの麺を打って、切り分け、煮込んで作られます。
麺はコシがあるというよりは、しっかり煮込まれてふんわりやわらかく滑らかなので女性やお子様に食べやすいです。
同じくらい特徴的なのはごろっとしたお野菜がいっぱい入っていること。麺と同量くらいのお野菜が入っています。
外食でこれだけお野菜が食べられるお店はとても珍しいと思います。地元のお野菜がじっくり加熱されているので味わいが引き出てお野菜本来の味わいが楽しめます。
スープは出汁がしっかり効いていて、一緒に煮込んだお野菜の旨みや甘みも引き出て自家製お味噌の味付けで仕上げられていて、多彩な味わいが楽しめます。
オリジナルのバラエティー豊かなほうとうが何種類もあるのも特徴的でどれを頼むか迷ってしまいます。
どれも美味しいのですが、なかなか決められない時はメニューに書いてある人気順に従って頼んでみるのがおすすめです。
スタッフさんはとても機敏に手際よく作ってくれますが、これだけこだわって丁寧なので、オーダーをしてから出てくるまで時間はしっかりかかります。

へっころ谷物販コーナー
その間に店内にはこだわりの食材やグッズ、自家製の調味料などの販売されているので物販コーナーを見るだけでも、お気に入りを見つけて購入するのも楽しいです。

へっころ谷本棚
座敷席の入り口には自然や食、発酵や農にかかわる本がたくさん置いてあるのでお一人の方は利用するのも有りです。
スタッフさんの気持ちよく働く姿や、店内の空間に包まれて楽しくお喋りしているうちに時間はきっとすぐ過ぎて美味しいご飯が目の前に運ばれてくると思います。

・丁寧に作られた美味しいご飯/発酵創作料理編

へっころ谷車麩のフライ
へっころ谷はほうとうの他にもたくさんの種類のごはん類や一品メニューがあります。これがどれをとっても丁寧に作られていいて本当に美味しいのです。
驚くほどいろいろな種類がありますが、どれもこだわりはほうとうと同じレベルで作られます。作り置きは一切せずオーダーが入ってから仕上げられます。
食材に関しても国産の丁寧に作られたものが使われ、お料理には地元の新鮮なお野菜がふんだんに入っています。
店主は自然農法で自家菜園をやっているのでそこで取れたお野菜や、私たちの農園のお野菜が入ることもあります。
しっかりした焼き物の器に丁寧に盛り付けられた料理が運ばれてきて、いよいよ口にすると温かみのある味わいにほっこりすること間違えなしです。

へっころ谷のおすすめメニューをご紹介

本当にいろいろなメニューがある中で、僕が何度食べてもまた食べたくなるメニューをほうとうと発酵料理それぞれ一品ずつご案内します。

・何度も食べたくなるおすすめメニュー/ほうとう編
へっころ谷豆乳たんたんほうとうと自ラー辣油

やみつき続出!お箸の止め方がわからない!!「豆乳たんたんほうとう」
そそる香りがクセになる自家製辣油と高座豚そぼろの旨味に無言になりますよ~。辛いのが苦手な方は辣油抜きもできます。
ですが!へっころ谷の自家製ラー油は優しい辛さでめちゃくちゃ美味しいです。辛いのにこれだけ美味しさを感じられるラー油は初めてで驚きました。
辛いのがまったくダメな方意外はラー油抜きにせずそのまま注文することをおすすめします。「少なめ」なども対応してくれると思います。
辛いのが好きな方は増しかけして食べること間違えなしのへっころ谷自家製ラー油です。タイミングが良ければ店内の物販コーナーにてお土産にも出来ます。

豆乳たんたんほうとうはへっころ谷ほうとうBEST3の中で人気NO1メニューですが、頷けます。
僕は一口目にスープを飲んだ時に、「これは~きた、、」という感じでやられてしまいしばらく目をつむり、むしろお箸が止まってしまいました。
気をとりもどして食べ進めるとスープの味がしっかりお野菜にも麺にも沁みて、自家製辣油の優しい辛さも相まって高座豚の上質な脂のコクも加わり、言葉には後からしていますが食べている時はとにかく美味しかったです。
百聞は意見にしかず、美味しさは味わってみることに勝ることはないので、まずぜひ食べていただくことをおすすめします。
これを食べないと人生勿体ないです。

・何度も食べたくなるおすすめメニュー/発酵料理編
へっころお得意のベジフライを少しずつ盛り合わせ♪「ベジフライミックス定食」
へっころ谷ミックスフライ

え?お肉じゃないの?「大豆ミートのジューシー唐揚げ」
磯の香りとトロ~り具合にびっくり!「精進カキフライ」
外はサクッと中はジュワっと「車麩の味噌カツ」

これは実は僕は個人的にすべてのメニューの中で一番のお気に入りで店内、テイクアウトも含めて一番頼んでしまうメニューです。
最大の特徴は衣のサクサク感。僕はかつて中華の料理人だったので揚げ物は数えくれないくらい数多く作り接してきましたが、このサクサク感は異例です。
何かサクサクする作用のある混ぜ物なしに、純粋な衣だけで丁寧に上げられた衣の食感には食べるたびに驚きます。
作る人が何人もいるお店でいつ頼んでもこのクオリティーが出てくる凄さをひしと感じているメニューです。
衣の話はこのくらいにして、衣の中にある3種の味わいはどれもすばらしく美味しいです。
まず大豆ミート、大豆ミート特有の臭みが一切ないお料理は初めてでした。噛んだ時のジューシー感が最大の特徴。噛むたびに味わいが増して飲み込むまで美味しいです。
次に、精進カキフライ、ベジで牡蠣を再現しています。信じていませんでした。食べるまでは、そんなことがあるとは。食べてみると、、、牡蠣でした。一度食べてみて下さい、美味しいです。
最後に車麩、3種類どれも美味しいですがその中でも逸脱の1品です。衣のサクサク感が最も映えて、これもお麩特有の臭みは一切なし。
噛んだ時の車麩が含んだ味わいとジュワッと感においしいお味噌ソースが加わり、もぐもぐすると至福です。
あまりに気に入って単品で頼むことも多い超おすすめの一品です。

へっころ谷お味噌汁

定食には酵素玄米ご飯とお味噌汁、小鉢とお漬物がつきます。
酵素玄米ご飯はモチモチかつどっしりしているのにすっきりしている美味しさで、ご飯そのものに味わいがあるのにおかずの邪魔をしません。
お味噌汁も出汁が効いて、お野菜がしっかり入って温かみがあります。
小鉢も丁寧に作られていて、お漬物は発酵しっかりしています。
どれも美味しいです。
これがトレーにのってきてまとめて食べられるので超おススメです。
車麩にはまったら、車麩と酵素玄米ご飯を単品ずつで頼むのもたまりません。
これを食べないと禁断症状が出てふるえます。

 

その他にも特徴いっぱい

数えきれないくらい特徴的なへっころ谷、その中でいくつかをピックアップしてご紹介します。

・安心で美味しい素粒水
最新の技術で作られた浄水器が設置されています。セルフなので安心な美味しいお水が好きな時にお好きなだけ飲むことが出来ます。

・面白くて便利でお得、へっころ谷公式LINE
最大の特徴は配信される店主の文章が面白いこと。思わず最後まで一気に読み切ってしまします。この文章センスには脱帽です。
へっころ谷は超人気店なのでフラっと行くと満席な時がよくあります。LINE内から席の予約ができます。
いろいろな面白い内容も含まれたお得な割引やサービスのクーポンがあります。
へっころ谷の公式LINE、店内にQRコードがあるので友達になるといいこといっぱいあります。


・かわいいスタンプカード

へっころ谷スタンプカード置き場
金額に応じてスタンプが溜まり嬉しい特典が用意されています。
トッピングや大盛サービス、ミニアイスやドリンクなど食べたことのないメニューが食べられて新たな美味しさの発見にもなります。
有効期限がないので安心して使い続けられます。
これも多店舗では見たことが無かったのですがスタンプカード置き場が設置されています。スタンプカードを忘れがちだったり保管がかさばるな~という人は活用すると便利です。


・安心してくつろげるお座敷席

へっころ谷座敷席
テーブルとカウンター席のほかに靴を脱いで足をのばせるお座敷席もあります。
お座敷席ごとの間にはすだれがかかって、空間がほんのり仕切られている作りになっています。
昔ながらのおもちゃやゆりかご、ぬりえなども置いてあるので小さなお子様連れのご家族やお母様たちも安心して過ごせると思います。


・いつも笑顔、元気いっぱいのスタッフ

へっころ谷店内風景2
へっころ谷のスタッフさんには全員に共通し「へっころ谷が大好き」という思いを感じます。
いつも笑顔で元気よく忙しい中、手際よく丁寧にお料理をしたり、接客する姿に安心させてもらっています。
常連さんになると「おかえり!」と迎えてくれて「いってらっしゃい!」と送り出してくれます。

などなどいろいろありますが、あとは行ってからのお楽しみ。
店内を歩き回ったり見回ったりすると新たな発見がたくさんあると思います。
あなただけのへっころ谷の楽しみ方を発見してみて下さい。

へっころ谷内観テーブル席
へっころ谷は歴史が長く、思いもつかないような店主さんの面白いアイデアがいっぱい詰まったお店なので、僕も知らないことがたくさんあります。
訪れる度に、温かみのある雰囲気と美味しいご飯と共に笑顔と新しい発見があると思います。
ぜひ一度訪れてみて下さい。
きっとあなたも「ただいま」と言いたくなる常連さんになってしまうでしょう。

へっころ谷ホームページ

【農園の直売情報】
私たちは毎週へっころ谷さんにて採れたて新鮮、安心で美味しい農園のお野菜を直売しています。
毎週水曜日12~13時 入り口側のテラス席にて。
農園主の僕も皆様のお越しをお待ちしております!

けっころ谷店主さんとツーショット
写真は直売にて店主のけんごさんとのツーショットです。
(向かって左が店主さん、右のピーマンを持っているのが僕です)

イベントに合わせて日程がかわったり、都合によりお休みするときもありますのでご確認お願いします。

※現在はお休み中です。


インスタグラムにて最新の直売情報を発信しています。
いのちのおやさい instagram


 

この記事を書いている人

ecプロフィール大輔

三ツ橋大輔
1971年神奈川県横浜市生まれ 
いのちのおやさい農園主

【プロフィール】
大学卒業後、建築設備の現場監督や型枠大工など建築関係の職種に携わる。
初めての工事現場に入ったとき地下二階分の深さまで大きく掘られた地面の穴に地球の痛みを感じ、ショックを受ける。
その後一度日本を離れてアジアの旅に出る。
主にタイ北部の山岳民族の村に滞在し自然と調和した暮らしを経験する。
タイの田舎で目の前で〆たばかりの鶏肉を使った家庭料理を食べ、あまりの美味しさに感動し日本に帰り30歳から料理の世界に入る。
大衆料理を目指し、横浜で中華料理の超人気店にて見習いからスタートする。
見習い時代、前菜で創作した合わせ調味料の味を店舗の総責任者に見込まれ、異例のスピードで鍋のポジションに抜擢され1日100食以上の鍋を振るう日々を送る。
調理場の責任者となり発注業務を行いながら毎日納品される野菜、肉、魚などの生鮮食材がまるで工場製品の様に均一化されていることへの違和感を感じる。
同時に「目の前にある食材はいったいどこでどのようにして育ちどうやって厨房に届くのか?」に関心を持ち始める。
2012年に「人生を変える」と決意する。
2013年オーガニックマルシェにて出店していた新規就農者を通じて「農業」という仕事に出会う。
自然農法の畑を訪れその世界感に魅了され突き動かされる衝動により農の世界へ進むことを決意する。
2014年から2年間、有機農家にて研修する。
2016年『いのちのおやさいfarmette』開園。
2023年 仲間と共に新たに 『いのちのおやさい 』をスタート。

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